テスト,  日記

困った子。そしてその子の成績は・・・

秋の涼しさに快さを感じていたのもつかの間、その涼しさも徐々に寒さに変わりつつあります。季節のちょっと急な感じのする変わり目ですが、お互いに体調管理にしっかり気を配って過ごしていきたいものですね。

さて、2学期中間テストが終わりました。各中学によって難易度がバラバラなので、一言で総括するのは難しいですが、当たり前のことを言うと「頑張っていた子」はテストが難しくても点数が下がらず、けれども順位をあげ、反対にちょっと困ったなと思わせる子はテストの伸びが見られませんでした。

では、我々講師が困ったなと思う子の特徴は何でしょうか。

まず一つ目に、「持ち物をしっかり持ってこない」というのがあります。当塾の場合、必ず持ってくるように指示しているのが学校で使っている問題集です。我々はそれの取り組み具合を必ずチェックしています。それによって、その子の学校での授業態度や提出物への意識、また学習意欲がはっきりつかめるからです。しかし、これを持ってこないとなると、その子の意識を変えるところから始めなければなりません。

逆に言えば、「普通の意識」さえ持ち合わせていれば、たとえ点数が低くても望みは大いにあります。

というより、現に二つある今の中3クラスの一つの方の生徒たちは、入塾前の1、2年生の点数が合計で100点を下回っていた子だけなのですが、今では高くて170点台、低くてもみんな120点台くらいになり、内申点も3⁰位へと上がっています。

このクラスは開塾以来一番点数の低いクラスです。ですが、いままで学校平均点すら遠く及ばなかった子たちが、いまでは学校平均点と同じ点では「めっちゃ悪い、最悪!」と騒ぐ感じになっています。

小さなことなのに、意外に大きな差につながるものなのです。指示したものを持ってこない、となると、当塾では成績の上昇はほぼ望めないでしょう。

次に、学校の授業進度を理解できていない場合です。どちらの塾でも、「今学校はどこをやってる?」というような問いかけをします。多くの子は、「~~をやっている」と教えてくれたり、学校のプリントをわざわざ持ってきてくれて「これやってる」といった反応を示してくれます。これは「当たり前」です。

しかし、できない子の多くは「わかりません」と言います。この言葉、私のような気の小さい人間には結構ショッキングな言葉なのです。なぜなら、学校の授業を全く理解していないだけでなく、おそらく学校の授業態度がすごく悪いことがはっきりしているからです。こういう反応をなくすには、成績向上という成功体験が必要なのですが、でもそれは苦難の道ですね。

最後に、塾にテスト範囲表を持ってこない子は、ほぼ100%点数は取れません。テストへの意識が低いことの証左となる行動ですからこれも当たり前です。

 

次の2学期期末テストは、別の意味でも勝負がかかっています。

それは、今後の勉強態度が良くなるかどうかの成功体験を味あわせてあげられるかどうかがかかっていることです。

上位20%以内を狙う子がいる一方で、下位20%から抜け出すことを目指す子がいる。

でもどんな子でも、自分ができる範囲で一生懸命勉強してほしい。

そんな思いを抱きながら、学習塾にとって最大の勝負月の1つである11月を迎えようとしています。