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【中学3年生】高校見学の大切さ

夏休み中に実施された高校見学も、浜松市内では公立・私立ともに一段落しました。

多くの生徒がそれぞれの高校に足を運び、校舎の雰囲気や授業の様子、在校生の姿などを見て、感じるものがあったと思います。

しかし、「一度行って終わり」ではもの足りません。

高校見学は、一度で全てが分かるわけではありません。

むしろ一度だけだと、すぐに印象も薄れてしまうからです。

特に、実業高校に進むか、普通科(進学校)を選ぶか迷っている生徒は、なおさら複数回の見学を強くおすすめします。

同じ学校を別の機会に訪れることで、新しい発見が必ずあるでしょう。

 

公立高校では、秋にも再び学校見学の機会があります。

また、文化祭を公開する高校もあり、これは学校の雰囲気を知る絶好のチャンスです。

さらに、私立高校も、秋から冬にかけて3〜4回の見学機会が用意されている場合があります。

理想は、志望校として考えている学校には最低3回は足を運ぶことです。

「もう行ったからいいや」「ちょっと面倒だな」と思う気持ちは誰にでもあります。

でも、その気持ちを優先させてしまうのはもったいないことです。

受験の最後の追い込みのとき――見学したときの校舎の雰囲気、先輩たちの姿、自分がそこで学ぶイメージは、“勉強する意味”を思い出させてくれるスパイスになります。

高校見学は、単なる「学校紹介イベント」ではなく、自分の進路を真剣に考えるための大切なステップです。

秋から冬にかけて、まだチャンスは残されています。

ぜひ積極的に足を運び、自分自身の未来をイメージしてください。