【中学3年生】夏期講習後半戦へ
夏休みも後半に入り、いよいよ夏期講習も後半戦に突入しました。
中学3年生にとっては、この夏の学習が秋以降の大きな力につながります。
授業では、学調(静岡県学力診断調査)を見据えて5教科の問題演習にじっくり取り組んでいます。
急いで答えを出すのではなく、1問1問にしっかり時間をかけ、解き方の手順や考え方を確認しながら進めることを大切にしています。
ここ数年の傾向として、どの科目も「ただ覚える」だけではなく、考えさせる問題や資料を読み解く問題が増えています。
グラフや文章から必要な情報を探し出し、自分の言葉でまとめて答える力が必要です。
講習の中でも、そうしたタイプの問題に繰り返し取り組み、生徒たちも少しずつ慣れてきました。
一方で、まだまだ基礎事項の確認は欠かせません。
計算や漢字、基本用語など、土台がぐらついていては応用問題にも立ち向かえません。
地道に、粘り強く確認を続けていく姿勢が重要です。
そして、気づけば夏休みも残りわずか。生徒たちも「もうすぐ新学期だ」という意識を持ち始めてほしいと思います。
休みの間の生活リズムに慣れてしまった気持ちを少しずつ切り替え、学校生活へと意識を向けることも、この時期の大切なテーマです。
夏期講習の後半戦は、これまでの総復習をしつつ、応用的な問題に慣れていく大切な時間です。
中3生にとっては受験への大きな一歩。基礎を確実に固め、考える力を養いながら、残りの夏休みを有意義に過ごしてほしいと思います。