進路で悩むことについて…
当塾ホームページ、並びにブログ記事をご覧いただきありがとうございます。
暑い日が続いています。昨年9月1~3日の期間の平均気温と今年の同期間の平均気温とを比べますと、この3日ほどは今年の方が昨年よりも約2度ほど高くなっています。
昨年は、今よりも少し涼しかったようです。そうしますと、特に中学生は体育大会の練習のために外で活動することが多いので、熱中症にならないか心配になります。
7,8月同様に無理をせず、こまめな水分補給を心がけてほしいですね。
さて、中3生や高3生は、自身の進路について真剣に悩む時期になってきました。真剣に悩むといっても、心の底から湧き出た悩みではなく、学校や家庭といった「周りの環境」からの謂わば「圧迫」によって生じた悩みです。特に中3生は進学校に行くのか実業校に行くのか、まずはその選択からせまられます。
多くの子達は、沢山の人が行く道、沢山の人がなりたいと希望する職業にこそ「価値」があると思っている様です。しかし、皆がそっぽを向いている、あるいは現在人気がない職業にこそ、将来思わぬ程の「希少価値」が生まれる可能性があります。自分自身に希少価値を持たせるにはどのような道を選べばよいのか。その発想も大切です。
例えば、昨今なりたい職業にランクインした「ユーチューバー」はどうでしょう。
現在では、第4世代のユーチューバーが輩出されているそうですが、換言すればもはや徐々にその希少性が薄れてきているともいえます。希少性が薄れた先に待つのは「激しい競争の世界」ですね。ただ面白い行動を話題にするだけではだれも見てくれない厳しい世界ということです。
ユーチューバーという職業は大変魅力的ですが、しかし成功するためにはものすごい程の勉強量や技術、資金が必要になってきています。
では、自分自身に希少性を持たせるために、どのような職業に関心をもてばよいのでしょうか。
先ほども言ったように、ひとつの考え方は現在「皆がそっぽを向いている」、あるいは「現在人気がない職業」について学ぶということです。
例えば、現在ブラック労働の報道が激しい「小学校の先生」や「中学校の先生」はどうでしょう。いずれもなり手がなく、教師の質の低下が声高に叫ばれています。
他にも、肉体労働として敬遠されがちな「土木」関連の仕事などはどうでしょう。これらは、汗ばむ職業というだけでなく、公共事業費の削減や不景気の影響を受けやすいという側面もあって人気のない時代が続きました。
しかし、小学校や中学校の先生の職場は、これだけ声高に労働面での問題の指摘が続けば、いい方向に改善することでしょう。また、なり手が少ないということは、競争がなく自分自身に希少性が生まれます。
土木関連も、今後はリニア関連工事や、国土強靭化政策の後押しもあって再度景気の良い分野になるでしょう。
少し前のことですが、とあるテレビ番組で、東京大学の卒業生でありながら大工になるという道を選んだ子を特集したVTRが流れました。
その子は長年「職人の勘」とされてきたプロの技術を、見て覚える、体に叩き込むという従来の身に付け方というより、論理的にかつ科学的に理解するという方法で瞬く間にさまざまな技術を習得していっていました。
そして、大工の世界でも高齢化となりての少なさが進行していて、近い将来大工という存在が希少価値となることを彼は見越していました。
以上のように、自分自身が希少価値となるようにするには、どのようにすればよいのか、という発想を出発点として、自身の進む進路を考えてみてはいかがでしょうか。
そしてそれは、今この記事を書いている私自身にも当てはまることであります。